整体院の料金は一般的に一回¥5000〜¥10000（当院￥6600）くらいが目安と言われています。健康保険と比べるととても高いように思われます。しかし実際、整形外科や接骨院に行かれる人もいれば、整体院に行く人もいます。整形外科、接骨院、整体院、はそれぞれのメリットがあり、それぞれの方針や内容を理解して、どちらもうまく利用する事が良いと思います。ここではあなたにとって今の症状に対して最適な判断が出来る様にご案内し、整体の料金はなぜ高いのかお伝えしていきます。

【整形外科、接骨院に行くべき症状】
ますば、重度のケガをしてしまった場合、交通事故、スポーツ外傷で骨折、脱臼、出血、はもちろん整形外科に行きましょう。整骨院や接骨院では骨折や脱臼は施術はできますが、レントゲンを撮る事ができないので、まずは整形外科に行きましょう。
骨折の疑いがない軽度の捻挫、打撲、肉離れなどは整骨院や接骨院が良いと思います。整形外科に比べて待ち時間が少なく、または包帯やテーピングの固定の技術に優れているため、おすすめ致します。これらの症状は共に健康保険が適応されますので、安い値段で受ける事ができます。

次に腰や首の椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、すべり症。膝の変形性膝関節症、半月板損傷。変形性股関節症、坐骨神経痛、頚椎症、手足の痺れ、などはどうでしょうか。整形外科、整体院を、それぞれ症状の重症度や目的によって、選ぶ必要があります。まず、手足の痺れ痛みが強く、力が入らない、触った感覚がない、歩行、寝返りも困難な状態はすぐに整形外科に行きましょう。このような運動麻痺、感覚麻痺の症状は、ヘルニアや骨の変形が神経を圧迫している可能性があります。一方、手足の痛みや痺れがあるけど、整形外科で手術はせずに、痛み止めの飲み薬と湿布をだされた場合は、整体院の施術をうける事をお勧めいたします。

【整体院に行くべき症状】
怪我以外の手術適応でない慢性的な痛み痺れは整体院で見ることができます。整形外科では、痛みや痺れの初期の症状を、一時的に緩和させる、応急処置の目的で利用する事はとても良いと思います。しかし殆どが、身体の何が原因で症状がでているかはまでは対応していません。例をあげると、腰の椎間板ヘルニア診断され、腰や足の痛み痺れに悩まされているとします。整形外科ではヘルニアが原因とされますが、本当の大切な事は、なぜヘルニアが引き起こされてしまったのか。どうすればヘルニアが起きないようになるかであります。腰のヘルニアが起こる原因は、身体の中のどこかの場所の、機能性や柔軟性が悪くなることによって、腰に負担がかかり、ヘルニアが発生してしまっています。ですから負担のかけている所を見つけ、その場所の機能性や柔軟性をつけないと、腰にかかる負担はそのままなので、たとえ手術してもまた再発してしまう事が多いのです。

当院の整体院はヘルニアの真の原因をみつけ、そこに対して改善させていくので、痛み痺れの改善はもちろん、再発も防止されるのです。そのため一定期間は通院をして再発しない身体づくりをする必要があります。自費診療一回￥６６００の金額で平均で６〜１０回の回数がかかります。保険は適応されないので、整形外科に比べると高くなります。ただ本当の原因に対して改善されるため、繰り返しの症状で悩む事が無くなるメリットがあります。安いか高いかはお客様の判断でありますが、何度も手術を繰り返す苦しさを考えると、とても価値のある金額ではないでしょうか。

この様に整形外科や整体では行う内容が異なる為、その時の症状に合わせてうまく使い分ける事が良いと思います。ただ整体院では保険が使われない為にある程度の金額がかかってきます。症状を根本的に改善させたい方にとっては、とても有益で喜んで頂ける内容をご提供しております。是非お悩みの方は一度お気軽にご相談下さい。